前頭葉壊滅主義

私の脳は欠陥住宅だって住んでる虫が言ってた

人を殺して逃げてた1週間の話

 

 

私がすべて打ち明けてたのは唯一の親族の旦那でもなければ医者でもなくて、大阪に居る元同居人だった。1週間の始めの記憶は、H総合病院の地下にある丸田さん(こないだ刑務所から出てきた人)が面倒を見てたバーに何故か一人で寝かされているところから始まった。天井から変な煙が出てきて、気持ち悪かった。丸田さんの携帯には弟の写真が映っていて、何かしらの理由で脅されているんだと気付いて、何をして欲しいのか何をすればいいのかと半狂乱になって掴みかかって丸太さんの部下に殴られたところで、始めの記憶が途切れている。ある時は1階にいかにもそういう雰囲気の金融会社があるビルの2階にある病室に拘束されていて、全身に刺すような痛みを感じて唸っている自分の声で目を覚した。私を見下ろして何か書き物をしている医者に拘束を解いて身体を冷まして欲しいと頼むと二人組の看護婦に強く腕を掴まれ注射を打たれてまた眠ってしまった。目が覚めて拘束が解かれていることに気付いて、足元の隠し扉のようなものに身体を押し込めると1階の金融会社に繋がっており、そこに居た金本さん(旦那の元上司)に10万円を手渡して、見逃して貰った。使おうとしたクレジットカードは何故か2枚とも止められていた。銀行に行くと残高も0になっていて、旦那に全財産を持ち逃げされた被害妄想に陥った。殺意より先に途方もない気持ちになった。旦那に裏切られたことより先に全財産が0だということに恐怖した。とりあえずの手持ちの金が欲しかったので、金融会社のビルから徒歩7分くらいのビルの地下にあるニュークラブに裏口から入り、喪服を脱いで(何故か喪服を着ていた)店長に事情を説明してスーツを借りた。何故かキャストではなくキャッシャーをさせられて、給料を受け取って店の売り上げから80万円抜いた。喪服は店に置いて、裏口から逃げ出した。そこから電車に乗って福岡行って、親富孝通りのクラブで菜々子さん(福岡での同居人)と会った。菜々子さんの実家の本家?に連れて行かれる途中に菜々子さんと口論になった。菜々子さんがお前がそんなだからこんなことになるんだと説教臭く話しだしたところから頭に血が登って来ていて、それ以降の記憶が無い。次に記憶が戻ったとき、既に菜々子さんの実家に居て、だだっ広い畳の部屋に12人程の人が血塗れで倒れていて、私は短刀を握っていた。私が全員殺してしまったのだと理解した。罪悪感は無くて代わりに捕まることを恐れて、旦那に連絡してしまおうか迷った。年寄りから若い男まで居て、全員喪服だった。菜々子さんはその中には居なかったので、菜々子さんを探さなければと思っていたら、トイレからガタガタと物音がして、そこで始めて意識があるなか自分の意志で菜々子さんの上半身を短刀で2、3度刺した。畳の部屋に戻ると金庫が目に入って、自分が菜々子さんの実家の金が目当てでこの人たちを殺したのだと思い出した。菜々子さんのことは嫌いではなかったし、ただ単に自分のことを通報されるのが面倒で殺したことは事実で、実家の連中はただ金持ちが和気あいあいと楽しそうにしていたから死んで欲しいと思った自分が居たことをその時思い出した。また電車に乗った。電車の中では私の葬式が行われていて、人は沢山来ていたけど誰も泣いてはいなくて、笑っていてそれが怖くて、でも私も遺影の中で笑っていた。私の遺影は、前のスナックで誕生日のときにママと二人で撮って貰った写真だった。ある時、私は今までと違って普通に清潔感のある病室に寝かおり、大学生?の研修生に質問されていた。質問は2時間程続いて、尋問のように感じて、点滴が鬱陶しくてそれを抜こうとするとまた拘束されてしまった。胡散臭い女の精神科医に「思い込まされる」ことを続けられて頭がおかしくなってしまう前に(何故か)精神科医の女を殺害してしまおうと考えた。福岡に居る間、私は金融会社の上の病室に居ることして貰っていたので、福岡でのことがバレることは無いと思い込んでいて、精神科医の女はたった一人なので殺してもすぐに隠せるだろうと考えていた。何故か部屋に半分に割れた銅像のようなものがあって、それで女を殴り殺した。女の死体は、病室の窓から見える山?のようなところに夜中一人で埋めて、反対側の病棟の裏の林に銅像の破片も埋めた。銅像の破片が病室に残ってたので凄く焦って、入院中の着替えが入ってる大きなバッグの奥の方にタオルに包んで入れておいた。この辺りから半分正気に戻って(たぶん旦那が病室に持ってきてた着替えのバッグを認識してる時点で正気に戻りかけてた)一部始終を大阪に居る元同居人に電話で一方的に伝えて、私がもし捕まったら迎えに来てね、と言い残したらしい。何もかも支離滅裂で私の話口調も尋常じゃなかった為に、人を殺した云々の話だけを伏せて旦那に連絡したら、髄膜炎で熱が40度越えて幻覚妄想が酷いことになってるのを知ったらしい。f:id:meke187:20190107233905p:image正気に戻るまでの約1週間の間、見舞いに来た元上司と元同僚が聞いた寝言では「いらっしゃいませ」と言っていて、それがたぶん地下のニュークラブでキャッシャーをしてた頃だろうと思う。医者が書いてる被毒妄想は、点滴が信用できないと言っていたあの頃のことだろうし、その妄想は今も治ってなくて、夜中に針を全て抜いてしまって腕を血だらけにしてしまう。「その友人は埋めた」という発言に関しては記憶が無いけど、たぶん菜々子さんのことを言ってたのだと思う。「私の遺影を持っている」の発言は電車の中での葬式の光景を見ながら言ったのだと思う。旦那が見舞いに来ている間の寝言に「死んだら終わるから大丈夫」「抜け出したら会いに来る」「殺したら許さない」と3つ聞いてるけど、その3つは抽象的すぎて何に対しての言葉なのかよくわからない。上に書いた1週間の記憶は、事細かに覚えている分だけで、本当は福岡に行く前に旦那を金本さんに殺される夢を見た気がするし、弟の死体と向き合った気もする。とにかく私の周りの人間が殺されるのが嫌だったこと、それが嫌で必死でお金を集めたこと、その2つが私の中でとても重要だったし、その重要なことの為に1週間走り回っていたことを覚えていて、その為に人を殺したけどその場面に特に現実感は無かったから精神が耐えられたのだと思う。私が正気に戻りかけているときに旦那が電話越しで誰かに(たぶん私の元同居人に)「こいつは夢と現実の区別がつかなくなってしまってるんよ」と話しているのを聞いて、こいつも騙されてるのかと思った瞬間があった。何か争い事になったときに、自分を曲げず自分が正しいと自分の中だけでは思っておこう、と昔から誤魔化しながら生きてきたつけがここに来たのかと思った。実際に私は夢と現実の区別がつかなくなってしまっていたし、私は人を殺していないのに、私が見たことが正しくて現実だと思い込んでいたのが気持ちが悪かった。私の妄想はまだ続いていて、この間看護婦が私の着替えのバッグから着替えを取り出そうとしているときに発狂して大事になったし、今考えればそこに血が付いた銅像の欠片が入っているはずもなくて、精神科医の女も生きていて診察に来るのに、私はまだそこから何かしら殺人の証拠が見つかることを恐れていて、自分がしてること言ってること考えてることの意味がわからない。意味がわからない、というより辻褄が合わなくて気持ち悪い。それが現実じゃないとしっかり考えれば分かることなのに、それを理解している自分も確かに居るのに、それに対する恐ろしさだけが私の中に残っていて、目の前が真っ暗になる。気持ちが悪い。そんなことをずっとぐるぐる考えていたら本当に頭がおかしくなって、夢を現実だと思い込んで夢の中で人を殺していつの間にかそれが現実だと気付かずに人を殺してお金を集めて、弟が殺されない為に集めたお金なのに弟のことも気付かず殺してしまって、なんて妄想が止まらない。弟の現在地も知らないので、大丈夫だと分かっているのに。怖いし、気持ちが悪い。電車の中の私の葬式だけが現実なら良かったのに。少し前から悪夢にうなされることも少なくなって、眠剤とデキストロメトルファンを貯めておいて気を紛らわしたり、少し多めの眠剤でゆっくり眠ったり、自分なりに自分を追い詰めないようにギリギリで留めておけるように工夫してはいるけど(悪夢に戻りたくないので)、本当は今すぐ注射か何かで殺して欲しい。私が死んでしまえば、私の中での心配事は何も無くなる。旦那が死んでもたぶんそこまで落ち込まないけど、何かのせいで加害されて、私のものを奪われるというのが気に入らないのだと思う。私の周りの人間を私以外の誰かが加害するということが気に入らないし、それ以外のことで居なくなるなら全然構わない。今回の1週間の記憶が、それを恐れていてそれも私を追い詰める原因になるんだと教えてくれたので、そろそろ一人になることを考えてみてもいいかもしれない。周りに人を置くと便利で楽で何かしら楽しいこともあるけど、こういう心労が増えるくらいなら一人で居たほうがましだと思う。私の心配事のせいで私の妄想が肥大して、そのせいで周りの人を失う結果になったりしたら、自業自得では済まないのは当たり前だけど、それより私が正気で居られる自信が無い。切羽詰まったときに連絡が行くのが元同居人だと分かっただけでも大きな収穫だと言える。私の根幹にあるのは、それをつくったのはあの男と暮らした時期なのだと分かったし、それを旦那に知られてしまったら、もう一緒には居られないだろうと思う。目を瞑ってるとき、私が全て打ち明けたのが自分でなくて悲しいと話してるのを聞いて、私もそれが不思議で悲しくもなった。代わりに納得もした。頼りになるのは旦那だけど、全て打ち明けてから一緒に居られるほど心を許してるけどわけではない。言えないことがあるのはお互い分かっていただろうけど。悲しい。全部知って全部言えれば、それが一番良いというわけではないのは理解しているけど、全部知って全部言える相手が別に居るのでは駄目だろうと思う。難しいし何も考えたくない。考えなければいけないとも思う。